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平成12年第2回定例会(第5日) 報告・討論・採決 本文 2000-06-19
平成12年第2回定例会(第5日) 名簿 2000-06-19

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  1. 大野城市議会 2000-06-19
    平成12年第2回定例会(第5日) 報告・討論・採決 本文 2000-06-19


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:               開議 午前10時1分 ◯議長尾川辰實) おはようございます。  ただいまから15日に引き続き本会議を再開します。  本日の議事日程はお手元に配付しているとおりです。  これより議事に入ります。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 第52号議案 工事請負変更契約締結について 2: ◯議長尾川辰實) 日程第1、第52号議案議題とします。  本議案総務委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  総務委員長。               〔松尾義弘総務委員長 登壇〕 3: ◯総務委員長松尾義弘) おはようございます。  平成12年6月定例議会総務委員会付託を受けました案件は、工事請負変更契約締結について、補正予算についての2件と請願1件でございます。  去る6月6日、総務委員会を開催し、助役、収入役担当部課長出席を求め、総務委員全員出席のもと審査いたしました経過と結果について報告いたします。  第52号議案工事請負変更契約締結について、執行部説明を受け質疑に入りました。その主なものは、クレイ舗装ウレタン複合弾性舗装との単価の差額について。また、レクリエーション的スポーツグラウンド目的使用されていたグラウンドチャンピオンスポーツとして活用できる施設を備えたグラウンドに生まれ変わったので、それなりの競技会に数多く使用していただきたいとの要望があり、執行部説明を受けこれを了承し、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。 4: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 5: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  これより討論を行います。
                  〔「なし」の声あり〕 6: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  第52号議案採決を行います。  第52号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 7: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第52号議案原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 第53号議案 市立学校ソフトボール事故による損害賠償の額の決定及び和解につ               いて 8: ◯議長尾川辰實) 日程第2、第53号議案議題とします。  本議案文教水道委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  文教水道委員長。               〔花田稔之文教水道委員長 登壇〕 9: ◯文教水道委員長花田稔之) 平成12年第2回6月定例会におきまして、文教水道常任委員会付託を受けました案件は、和解案1件、予算案1件、請願1件の計3件であります。  去る6月6日、8日に委員会室におきまして、全委員出席のもと教育長公営企業管理者教育部長及び各担当課長係長出席を求め委員会を開催いたしました。その審査経過と結果について報告いたします。  第53号議案市立学校ソフトボール事故による損害賠償の額の決定及び和解について、であります。執行部の詳細な説明の後、質疑に入りました。その主なものは、1、昨年と続けて同じ内容事故和解案だが、これに対する指導対策はどうしているのか。2、このような事故は今後とも起こり得る可能性を秘めているが、注意等指導はもちろんのこと、バックネットの設置等物理的な指導が必要ではないか等であり、それぞれ執行部回答を受けました。討論はなく原案どおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 10: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 11: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  これより討論を行います。               〔「なし」の声あり〕 12: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  第53号議案採決を行います。  第53号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 13: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第53号議案原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3から日程第6まで 14: ◯議長尾川辰實) 日程第3、第54号議案から日程第6、第57号議案までを一括議題とします。  これらの議案建設委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  建設委員長。               〔瀬戸 明建設委員長 登壇〕 15: ◯建設委員長瀬戸 明) 平成12年第2回6月定例会におきまして、建設常任委員会付託された議案は第54号議案、第55号議案、第56号議案、第57号議案、第58号議案の5議案請願1件であります。  平成12年6月6日、執行部住吉建設部長担当課長5名、係長6名、スポーツ課係長1名出席され、委員全員出席のもとに慎重審議いたしました経過と結果を報告いたします。  第54号議案大野城非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定について、執行部説明を受け、質疑に入りました。その主なものは、1、上げてもらうのはいいが、一律0.65%でオール2,000円上がっている。13万円から91万円までだったら2,000円ではなく、もう少しアップするのではないかと思うがどういう計算になっているのか等の質疑に対し、執行部回答を得、討論もなく、採決の結果、全員賛成により第54号議案は可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案大野城都市公園条例の一部を改正する条例について、執行部説明を受け、質疑に入りました。その主なものは、1、定期使用団体もあるが、その方々も減免して施設を利用するのか。2、8月1日から9月14日まで開放するということだが、非常に相撲ブームになってきているので殺到したときの予約制度はあるのか。3、予約関係が9月15日、大会を行うとのことだが、出場する方々がそのための練習をするのが多くなると思うが、その場合の優先権があるのか。4、2時間とか3時間使用を申し込まれて1時間半とか2時間でお帰りになったとき、あとの1時間があけっ放しになる。そういうふうになったらいけないからその辺の管理をきちっとお願いしたい。5、定期使用団体、例えば相撲連盟だとかが、週に2日、3日使うとなればそういうところの開放を連盟に一任するという方法でもいいと思うが等の質疑に対し、執行部回答を得、討論もなく、採決の結果、全員賛成により第55号議案原案のとおり可決すべきものと決しました。  次、第56号議案水路側壁倒壊事故による損害賠償の額の決定及び和解について、執行部説明を受け、質疑に入りました。その主なものは、1、市民総合賠償補償保険を教えていただきたい。2、51万5,081円の保険料治療費とか慰謝料とかの区分けがされているのか。その配分はどうなっているのか等の質疑に対し、執行部回答を得、討論もなく全員賛成により第56号議案原案のとおり可決すべきものと決しました。  次、第57号議案市道路線の認定について、執行部説明を受け、質疑に入りました。その主なものは、1、今残っている唐山池のところの今使っている道路は残るのか。2、飯塚大野城線ではなく宇美大野城線という形に路線の先の方は残るのか。3、県は今つくったものは認定する必要はないのか。4、議案にはメートル数が書いていないが2,680メートルと表現された理由は等の質疑に対し、執行部回答を得、討論もなく、採決の結果、全員賛成により第57号議案原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上。 16: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して一括して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 17: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  一括して討論を行います。               〔「なし」の声あり〕 18: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  第54号議案採決を行います。  第54号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 19: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第54号議案原案のとおり可決されました。  第55号議案採決を行います。  第55号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 20: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第55号議案原案のとおり可決されました。  第56号議案採決を行います。  第56号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 21: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第56号議案原案のとおり可決されました。  第57号議案採決を行います。  第57号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 22: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第57号議案原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 第58号議案 平成12年度大野城一般会計補正予算(第1号)について 23: ◯議長尾川辰實) 日程第7、第58号議案議題とします。  本議案は各所管委員会付託していましたので、各委員長報告を求めます。  総務委員長。               〔松尾義弘総務委員長 登壇〕 24: ◯総務委員長松尾義弘) 第58号議案平成12年度大野城一般会計補正予算(第1号)の総務部所管について、執行部より説明を受け、質疑に入りました。その主なものは、見舞金の金額の決定について、交付金について質疑があり、執行部回答を受け、これを了承し、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告終わります。 25: ◯議長尾川辰實) 次、厚生委員長。               〔永野義人厚生委員長 登壇〕 26: ◯厚生委員長永野義人) 平成12年6月定例会におきまして、厚生委員会付託を受けました案件は5件でございます。去る6月6日に全員出席のもと委員会を開催いたしました。その審査経過と結果についてご報告いたします。  第58号議案平成12年度大野城一般会計補正予算(第1号)についての、本委員会所管分につきまして、執行部より説明を受け、質疑に入りました。その主なものは、児童手当費市負担割合について、支給要件について、対象者の内訳についてなどであり、それぞれに回答を受け、これを了承いたしました。討論もなく、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。 27: ◯議長尾川辰實) 次、文教水道委員長。               〔花田稔之文教水道委員長 登壇〕 28: ◯文教水道委員長花田稔之) 第58号議案大野城一般会計補正予算(第1号)についての所管分について報告いたします。これはさきに報告いたしました第53号議案和解案に関する損害賠償金執行に伴うものであるため、質疑討論もなく、全員賛成原案どおり可決すべきものと決しました。  以上です。 29: ◯議長尾川辰實) 建設委員長。               〔瀬戸 明建設委員長 登壇〕 30: ◯建設委員長瀬戸 明) 第58号議案平成12年度大野城一般会計補正予算(第1号)の建設委員会所管分に対し、執行部説明を受け、質疑に入りました。その主なものは、1、上大利北土地区画整理事業負担金の750万円は3,000万円のうち一般財源が750万円だが、あとの2,250万円はいつ入ってくるのか。2、事業採択になって初めて国、県の支出金が出てくるというのか。3、これは負担金ということで、この750万円は県に行くのか等の質疑に対し執行部回答を得、討論もなく、全員賛成により第58号議案原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上。 31: ◯議長尾川辰實) ただいまの各委員長報告に対して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 32: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  これより討論を行います。               〔「なし」の声あり〕 33: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  第58号議案採決を行います。  第58号議案に対する各委員長報告原案可決であります。  各委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 34: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第58号議案原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~
      日程第8及び日程第9 35: ◯議長尾川辰實) 日程第8、第59号議案及び日程第9、第60号議案一括議題とします。  これらの議案厚生委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  厚生委員長。               〔永野義人厚生委員長 登壇〕 36: ◯厚生委員長永野義人) 第59号議案平成12年度大野城老人保健特別会計補正予算(第1号)について、執行部より説明を受け、質疑討論もなく、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、第60号議案平成12年度大野城介護保険特別会計補正予算(第1号)について、執行部より説明を受け、質疑に入りました。その主なものは財源の内訳などであり、それぞれに回答を受け、これを了承いたしました。討論もなく、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。  以上です。 37: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して一括して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 38: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  一括して討論を行います。               〔「なし」の声あり〕 39: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  第59号議案採決を行います。  第59号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 40: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第59号議案原案のとおり可決されました。  第60号議案採決を行います。  第60号議案に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 41: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、第60号議案原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第10 請願第3号 JR福岡都市環状線建設促進に関する請願書について 42: ◯議長尾川辰實) 日程第10、請願第3号を議題とします。  本請願建設委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  建設委員長。               〔瀬戸 明建設委員長 登壇〕 43: ◯建設委員長瀬戸 明) 請願第3号JR福岡都市環状線建設促進に関する請願書について、請願趣旨を十分検討し、近隣の地域の現況の把握の必要性にかんがみ、継続審査全員賛成し、継続審査とすることに可決いたしました。  以上。 44: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 45: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  これより討論を行います。               〔「なし」の声あり〕 46: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  請願第3号の採決を行います。  請願第3号に対する委員長報告継続審査であります。  委員長報告のとおり建設委員会付託閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 47: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、請願第3号は建設委員会付託閉会中の継続審査とすることに決定しました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第11 請願第4号 「治安維持法犠牲者国家賠償法」(仮称)制定をもとめる意見書採               択にかんする請願書について 48: ◯議長尾川辰實) 日程第11、請願第4号を議題とします。  本請願総務委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  総務委員長。               〔松尾義弘総務委員長 登壇〕 49: ◯総務委員長松尾義弘) 請願第4号「治安維持法犠牲者国家賠償法」(仮称)制定をもとめる意見書採択にかんする請願について、審査経過と結果について報告いたします。  まず、審査に入る前に請願者より委員会へぜひ発言をしたいとの依頼を受けましたので、委員会協議会に切りかえました。請願者より陳述及び録音並びに写真撮影を求めましたが、委員全員陳述のみ許可するとの回答を得て、発言を許可しました。請願者陳述委員会を再開し意見を伺いました。その主なものは戦争責任を問われるもので、最終的には賠償に絡むもので広範囲に広がり難しいと思う。また、執行部にだれか詳しい人がいないかとの意見がありました。委員から検討及び研究した方がよいのではないかとの発言があり、閉会中の継続審査が適当との委員意見が大勢を占めましたので、採決の結果、閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上、報告を終わります。 50: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 51: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論の通告があっていますので、発言を許します。  5番與田議員。               〔5番 與田 肇議員 登壇〕 52: ◯5番(與田 肇) 今の委員長報告に対し、賛成討論を行います。賛成理由としては、今言われましたように元参議院議員諌山博弁護士意見陳述を受けていただき、その前の各会派に対する提案理由説明のときに出ていました筑紫朝倉地区内でこの犠牲者がおられるかどうかという質問と全国で271、私は補足発言のときは250と言いましたが、その後ふえていますので271の議会がこの請願を採択しています。その自治体の資料の提出を求められましたので、資料を提出し、先ほど言いましたように意見陳述もさせていただきました。閉会中を含めて十分な継続審査をされるということで、その点をお願いしまして賛成討論といたします。よろしくお願いします。 53: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  請願第4号の採決を行います。  請願第4号に対する委員長報告継続審査であります。  委員長報告のとおり総務委員会付託し、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 54: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、請願第4号は総務委員会付託し、閉会中の継続審査とすることに決定しました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第12及び日程第13 55: ◯議長尾川辰實) 日程第12、請願第5号及び日程第13、請願第6号を一括議題とします。  これらの請願厚生委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  厚生委員長。               〔永野義人厚生委員長 登壇〕 56: ◯厚生委員長永野義人) 請願第5号北朝鮮に拉致された日本人救出に関する請願書についての審査経過と結果について報告いたします。  本請願趣旨北朝鮮に拉致された日本人を救出することを国政の最優先課題の一つとして、取り組まれるような内容になっているものでございます。委員より、心情としては十分理解できるが、国政の場でも交渉が行われている。議会として、そこまで権能が及ばないのではないか。国の今後の誠意ある努力に期待したいなどの意見が出されまして、採決の結果、全会一致で不採択すべきものと決しました。  次に、請願第6号低用量経口避妊薬ピルの販売に関する請願書についてでございます。報告いたします。本請願趣旨は、成長段階にある10代の女性に処方されないように、年齢下限を設け一般使用者向け送付書に胎児への影響や副作用の危険性を明示するとともに、医師が処方する際には、各項目を説明することを義務づけることなどの内容になっているものでございます。委員より、10代というような位置づけはおかしいのではないか。ピル使用自体好ましくないと思うが、国の方で市販についての審議会を設け、審議された経緯もある。中央薬事審議会の答申の中で、2点の内容についても網羅されているのではないかなどの意見が出され、採決の結果、全会一致で不採択すべきものと決しました。  以上です。 57: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して一括して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 58: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  これより一括して討論を行います。  討論の通告があっていますので、発言を許します。  3番鵤議員。               〔3番 鵤 卓徳議員 登壇〕 59: ◯3番(鵤 卓徳) 北朝鮮拉致に関する請願に対して及びピルに関しての賛成討論をさせていただきます。  まず、北朝鮮拉致事件の方でございます。当時13歳、中学校1年生の少女が拉致されてから23年、その間、ご家族は私たちにはとても想像もできない苦しみと悲しみを抱きながら毎日を過ごされました。この北朝鮮拉致事件につきましては、まず何よりも一人の親として深い憤りを感じております。もしも、自分の子どもが突然いなくなり、警察の力も及ばぬところに捕らわれたままになっていたとしたら、想像しただけで7件10人を公式に認めながら、また、数多くの証拠があるにもかかわらず、これを放置してきた日本政府に対し、強い怒りを禁じ得ない思いがいたします。  レバノンのような小国でさえも拉致されたわずか三、四名の国民を救うのに、全力を尽くし奪回した先例に比べて、50名以上もの同朋が拉致されているにもかかわらず、放置するということは余りにもエゴイストであるように思います。本来国家とは、そして政治家とは、たとえ一人であろうとも、国民の安全や財産が侵されようとした場合、毅然としてこれを守り抜くのが、その使命であると思います。アメリカでは今でもベトナム戦争で、また、朝鮮戦争のときの兵士の遺骨の返還を要求しております。これが国や政治家の責務ではないでしょうか。1985年、イラン、イラク戦争のときに、祖国日本に見捨てられた人々を救ってくれたのはトルコ共和国でした。3年前、アルバニアで日本人を救出してくれたのは、あのドイツ軍でした。アフリカではフランス軍が日本人を守ってくれました。ペルーのときも、カンボジアのときも、すべて祖国日本は日本人を見捨ててきました。この北朝鮮による拉致事件こそは、私たち日本人の力で同朋を救い出したいと念願しております。  児童の権利に関する条約には、両親の意思に反して子どもを両親から引き離してはいけませんと書かれております。司馬遼太郎さんは「21世紀に生きる君たちへ」という教科書の文章で、助け合い他人の痛みを感じることの大切さを述べられました。今の世にこれほどの悲惨を許すならば、お互いに二度と倫理とか道徳とか人権とか優しさとか正義とかを口にする資格はなくなるのではなかろうかと思っております。  私はこの問題を国政の最優先課題のその中の一つとして取り組んでいただくよう、大野城議会として政府にお願いすることはごくごく当然であると思っております。そういう観点から、この請願が採択されますよう心からお願い申し上げまして、北朝鮮の拉致事件に関しての賛成討論を終わらせていただきます。  もう一つがピルでございます。ピルの報道は欧米で起こっております多数の死亡例などについて、ほとんど報告されておりません。ピル服用者の妊娠率は米国では5%以上であると言われております。また、アメリカの中絶届け出件数は、人口比で日本の2倍以上で、ピル解禁は決して中絶減少にはなっておりません。10代の中絶においても、日本も年々増加の一途をたどっておりますが、それでも100人に0.8人、アメリカでは100人に3人近くが中絶をしております。たとえ正しく服用していても、何%かに排卵があり受精してしまうというのが現実であります。  また、ピルこそ最大の環境ホルモンとも言われており、いつでもピルを服用すれば環境ホルモンレベルで自然界の数億倍とも言われる超高濃度の合成女性ホルモンに卵母細胞は暴露されてしまうのです。ピルをやめてから妊娠しても、その卵は過去に卵母細胞の状態で、毎日毎日何年間も、最高では66億倍近くの超高濃度合成女性ホルモンの影響を受けることになるわけです。その結果、胎児への障害の影響、これも大変心配されますし、雄の雌化への大きな懸念も訴えられております。  副作用の問題として、イギリスでは過去10年でピル服用中に死亡した女性が100人以上に上り、そのうちの8割がピルの深刻な副作用として知られている血栓症であります。現在、ピルによる副作用とうたわれる死亡や重症例の被害者と遺族137人が、製薬会社とピルを処方した医師に対し、訴訟を起こしています。スウェーデンでも同じような訴訟が起きております。そのほかにも乳がんの増加、免疫力の低下、脳神経系の影響など多数の副作用があることもわかってきております。女性の身に、時に死に至る副作用の危険を負わせ、他の避妊法と異なり、妊娠したときは服用ミスとされ、100%女性のみに服用されるピルほど女性の尊厳を損なうものはないのではないかと思っております。ただ、現在には国の方針で解禁になっており、医師による処方は行われておりますが、10代へのピルの解禁は若者のフリーセックスを助長することや、沖縄のサミットでも大きな問題として取り上げられますが、エイズの爆発的増加の危険性などの側面を合わせ、10代の愛と性の根本解決にはならないばかりか、新しい生命、胎児をとうとぶ心を失わせ、ますます倫理の荒廃に拍車をかけていくと思われます。現実として、過去1年間に不特定の相手との性交渉を経験した比率は、18歳から24歳の若者では2から3割に達して、相手は3人以上と回答した男性は3人に1人であります。不特定の相手とのセックスでスキンを使用する人は、男性全体でほぼ半数、女性で使用を求めたのは半数以下、性感染症への無防備ぶりが浮き上がっている、こういうデータもあります。  この請願は非常に大切なことであると私は考えます。ことによって、皆様のご賛同によりこの請願も採択されますよう心からお願い申し上げまして、賛成討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。 60: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  請願第5号の採決を行います。  請願第5号に対する委員長報告は不採択であります。よって、原案について採決します。  請願第5号は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 61: ◯議長尾川辰實) 起立少数であります。よって、請願第5号は不採択と決定しました。  請願第6号の採決を行います。
     請願第6号に対する委員長報告は不採択であります。よって、原案について採決します。  請願第6号は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 62: ◯議長尾川辰實) 起立少数であります。よって、請願第6号は不採択と決定しました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第14 請願第7号 義務教育における教科用図書の採択に関する請願について 63: ◯議長尾川辰實) 日程第14、請願第7号を議題とします。  本請願文教水道委員会付託していましたので、委員長報告を求めます。  文教水道委員長。               〔花田稔之文教水道委員長 登壇〕 64: ◯文教水道委員長花田稔之) 請願第7号義務教育における教科用図書の採択に関する請願について、その審査経過と結果について報告いたします。  教育長より、現在の教科書選定の法的位置づけ、並びに教科用図書の採択までの詳細な説明を受けた後、執行部並びに委員でもある紹介議員に対しての質疑を行いました。その主な内容は、1、昨年の6月25日から7月8日までに行われた教科書展示会の内容と教育委員会の対応について。2、紹介議員が請願の補足説明の中で、学習指導要綱にそぐわない教科書があると言われたが、その具体的内容について及びそれに対する執行部の考え方について。3、過去に採択協議会内容と学校現場との意見の相違があったことがあるのか等でありそれぞれ回答を受け、執行部退席の後討論に入りました。  今まで教科書採択の実態は全くわからなかった。調査研究部の教員の名前も、情報公開条例を使っても公表されなかった。学習指導要領にそぐわない教科書が採択されているとの実態もあり、採択についてやみに包まれている部分が多々ある上に、調査研究部の選んだ図書がほとんど採択され、教育委員会の権限がなくなっている。もう一度、教科書採択の権限を教育委員会に取り戻すのが大事であるとの賛成意見が出されました。採決の結果、賛成少数で請願第7号は、不採択すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 65: ◯議長尾川辰實) ただいまの委員長報告に対して質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 66: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論の通告があっていますので、発言を許します。  3番鵤議員。               〔3番 鵤 卓徳議員 登壇〕 67: ◯3番(鵤 卓徳) 賛成討論をさせていただきます。  教科書採択は教育委員会の重要な仕事であります。法律でも教育委員会が責任をもって決めるようになっております。しかし、現在は下部機関から上がってきた2から3種について、追認という形になっているのが残念ながら実情のようであります。この部分を改善し、採択事務の制度運用を法の定めに基づき、教育委員会みずからが決定するという本来の姿に戻し、加えて学習指導要領により沿った教科書を採択することが、教科書の正常化には緊急を要する課題ではなかろうかと思っております。そのために、現在県教委が定めております準則などを改めていただいたり、また、各教育委員会指導を行ってくださいとお願いするこの請願は、非常に妥当性があると考えております。要するに法律に沿った制度に規約を改めてくださいという福岡の教育委員会への請願であります。「教育は国家百年の大計」と申します。福沢諭吉は教育はアヘンのように全身に毒が回って、表面にあらわれるまでには歳月を要し、回復には幾多の歳月を要すると、教育の重要性とその恐ろしさを述べました。根っこが腐れれば枝葉も枯れるといいますが、この根っこに当たる部分の一つが教育では教科書であると考えております。子どもたちは何も染まっていない頭で、澄んだ心のときに、教科書を暗記することから学びを始め、学んだことをもとに基準の判断を行い、人生を歩んでいきます。よりよい教科書を選ぶよう、親として大人としてそれを要請することは当然の行動であるし、また義務であろうかと思います。  私のところに、ある中学校の女の子から手紙が参りました。中学校の社会科の現状、これはとてもひどいものです。言い出せば切りがないのですが、原爆はアメリカが戦争を早く終わらせるために落としてくれたものだとか、日本の戦争犯罪というのは、我々の先祖が犯したことだから、我々は韓国や北朝鮮、アジアの人々に謝るのは当然ではないかなど、私はそれがどれだけ偏っているかよくわかるけど、友達は先生が言っていることが正しいと言わんばっかりの顔をして、先生が言っていることがどれだけおかしいか、どれだけ偏っているかわかっているのに、何も言えないでいる私がいることにとても悔しい思いをしています。私はどうすればいいのでしょうか。私にできること、それは本当にゼロに等しい。だけど、国に対する思いはだれにも負けないと思っています。こういう手紙を中学校の女の子からいただきました。  この請願は、地方分権の流れの中でその方向性において閣議決定されております。それを少し具体的に速めるための請願であります。加えて、保守系、特に自民党の国会議員の方々の中にも、これと同じような要望を中曽根文部大臣に対して提出されております。以上のような観点から、この請願は非常に大切なお願いであると思いますので、議員の皆様の賛同により採択されますよう、切にお願い申し上げまして、賛成討論を終わらせていただきます。ありがとうございました。 68: ◯議長尾川辰實) 5番與田議員。               〔5番 與田 肇議員 登壇〕 69: ◯5番(與田 肇) 今の請願に対する反対討論を行います。  法律どおりの検定を求めるとの請願趣旨のようでしたので、あえて反対討論まではと思っていましたが、先日の一般質問であれだけ指摘されました。この請願提出者の真意がわかりましたので、反対討論を行います。  教科書検定については、私どもの方も家永裁判で長い間、国と争いました。結局、敗訴しましたけども、今の検定のあり方には問題点が多いという点は認識をしています。しかし、この請願の提出者のお考えには賛成できません。2つの点だけ述べます。  1つは、山本宣治の件について発言がありました。山本宣治、通称山宣と言われていますが、1927年昭和2年、40歳で労農党から代議士に当選しました。この当時、共産党という名前は出せなかったわけです。次の年、治安維持法が天皇が直接発令する勅令で最高刑が死刑に改悪されたことに、ただ一人反対を貫き「山宣一人孤塁を守る」という有名な言葉を残しました。この議場の中でも思い出される方もあると思いますが、その直後、宿舎で右翼の暴漢に刀で刺し殺されました。この治安維持法は戦後の1945年10月にこれも勅令ですが、勅令730号で廃棄されました。刑を受けていた人全員は「判決を受けざれしこととみなす」とされ全員釈放されました。山宣はこのように国会でただ一人、当時国民の立場で奮闘しました。  もう一つは、1919年3月1日から始まる朝鮮独立のための運動で、処刑された青年の写真と西郷さんの写真の大きさの比較で発言がありました。今韓国と北朝鮮の首脳会談で、55年ぶりに朝鮮半島における対立が解け、統一と和解の展望が見え出し、ベルリンの壁以来の明るいニュースとして世界中に広がっています。日本の近代の歴史は朝鮮民族に対して過酷な支配を続けてきました。1905年明治38年日露戦争が終わった後、武力を使って朝鮮半島の支配を強め、1910年には朝鮮総督府を設置し、無理やり日本に併合してしまいました。これに対する朝鮮民族の自立運動、朝鮮の独立万歳の万歳は朝鮮ではマンセイといいます、マンセイ事件としてこれは世界中に広がりました。軍隊を含め200万人が参加し、3カ月にわたって独立を求める戦いが広がりました。この処刑された青年は朝鮮にとっては愛国者ではないでしょうか。世界の歴史もその後、日本政府のやり方がよくないと言っています。自分の国だけの立場を考えるのではなく、歴史の事実を見ていただきたいと思います。  以上で反対討論を終わります。 70: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  請願第7号の採決を行います。  請願第7号に対する委員長報告は不採択であります。よって、原案について採決します。  請願第7号は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 71: ◯議長尾川辰實) 起立少数であります。よって、請願第7号は不採択と決定しました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第15 意見書案第2号 「第7次公立義務教育諸学校教職員配置改善計画」の実施と義                 務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出について 72: ◯議長尾川辰實) 日程第15、意見書案第2号を議題とします。  本案は本日提案されましたので、提案理由説明を求めます。  18番関岡議員。               〔18番 関岡俊実議員 登壇〕 73: ◯18番(関岡俊実) 意見書案第2号につきまして提案説明をさせていただきます。  今、学校教育は「いじめ」・不登校・中退・「学級崩壊」など深刻な状況にあり、「学校再生」が緊急の課題となっております。知識習得のための教育から一人一人の個に応じた多様な学習の展開による創造的な学力と教職員と子どもたちとのきめ細やかなふれあいが求められる教育条件の拡充のための教職員の配置改善計画の実施が緊急の課題であります。  さらに、義務教育費国庫負担制度が一般財源化されることにより、地方財政に与える影響について、ご報告をさせていただきます。本市にとって、国の責務に基づいて実施されている制度が改正されていきますことは、今後の地方財政に多大に影響が出てくることは危惧されているものであります。国が必要な経費を負担することにより、教育の機会均等とその水準維持向上を図ることを旨とした義務教育費国庫負担制度を維持していくことは、全国的な教育水準を保持していくとともに、地方財政の安定にとって重要な課題であります。  よって、本制度の趣旨に基づき、平成13年度予算編成におきましても、計画の実施化とともに、義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要請するものであります。  以上、地方自治法第99条第2項の規定に基づき意見書を提出させていただきますので、ご賛同をいただきますようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 74: ◯議長尾川辰實) 提案者への質疑を受けます。               〔「なし」の声あり〕 75: ◯議長尾川辰實) 質疑を終わります。  お諮りします。  意見書案第2号は委員会付託を省略したいと思いますが、これに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 76: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、意見書案第2号は委員会付託を省略します。  これより討論を行います。               〔「なし」の声あり〕 77: ◯議長尾川辰實) 討論を終わります。  意見書案第2号の採決を行います。  意見書案第2号は原案のとおり可決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 78: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第16 閉会中における所管事務調査の通知について 79: ◯議長尾川辰實) 日程第16、閉会中における所管事務調査の通知についてを議題とします。  本件は各委員長よりの閉会中における所管事務調査の通知であります。  本件については通知のとおり決定することに異議ありませんか。               〔「異議なし」の声あり〕 80: ◯議長尾川辰實) 異議なしと認めます。よって、本件はそのように決定しました。  以上で本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。  これをもちまして平成12年第2回大野城議会6月定例会閉会します。  どうもご苦労さまでした。             ~~~~~~~~○~~~~~~~~               閉会 午前10時53分  上記会議次第は事務局長が記載したものであるが、その内容が正確であることを証するためにここに署名します。                               平成12年9月1日                       大野城議会議長 尾 川 辰 實                       会議録署名議員  清 水 純 子                       会議録署名議員  花 田 稔 之...